鼻の症状 鼻づまり

部屋の温度が上がるとつまるのは、温度が上がることで鼻の血管が拡張し鬱血(うっけつ)するためです。寝ようとするとつまるのは、横になると心臓への血液の還流が悪くなり、鼻の血管で鬱血するために鼻粘膜が腫れることが原因と考えられます。また鼻には、2~3時間ごとに左右の粘膜が腫れと収縮を交互に繰り返す「鼻サイクル」という周期が存在します。これらに起因する鼻づまりは誰にでも生じていますが、他にも感染症やアレルギーによる鼻の中の腫れ、腫瘍など理由はさまざま。

長く鼻づまりをしていると、においが分からなくなる、口呼吸になりのどを痛め風邪になりやすくなる、頭痛などといった弊害も。片方だけ、あるいは左右交互に起きる…といった症状を確認し、的確な診断、治療を行うことが大切です。

考えられる主な病気