診療案内 medical treatment
のどの病気 扁桃周囲膿瘍(へんとうしゅういのうよう)
症状と原因
症状
免疫力が低下している状態で、のどの痛みを放置していると、扁桃炎が悪化し扁桃の周囲に膿がたまる「扁桃周囲膿瘍」となります。
のどが強く痛み、食事や唾液を飲み込めない、口が全く開かない、などの症状があります。窒息の危険性を伴い紹介入院となるケースもありますので、早めの受診をおすすめします。
原因
扁桃炎を悪化させた状態です。
当院での主な治療法
抗生剤の点滴を連日行い、重症化を防ぎます。
腫れているところを切開して中の膿を出す処置が必要になる場合もあります。
基本的には安静にして過ごすことが回復の近道です。水分や栄養補給、こまめな手洗いうがいも忘れずに。のどの痛みが悪化しないよう、加湿器を付けるなど部屋の湿度にも注意しましょう。慢性化する場合は手術適応のため耳鼻咽喉科への相談を。
使用する主な機器
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血液検査
血球計数器を使った血液検査では、細菌の有無が3分で分かります。さらに専用のキットにより、炎症の原因細菌を早期に特定します。