のどの病気 アデノイド肥大・扁桃肥大

症状と原因

症状

空気や食べ物の入り口であるのどは、細菌やウイルスの入り口でもあります。こういった細菌、ウイルスを防ぐために、のどを取り巻くように口蓋扁桃(こうがいへんとう)・アデノイド・舌扁桃(ぜつへんとう)・リンパ濾胞(ろほう)などの組織があり、これをまとめて扁桃組織と呼んでいます。

一般的にこの「扁桃」という際は、のどの両脇にある「口蓋扁桃(こうがいへんとう)」を指します。アデノイドは鼻の一番奥、のどとの境目にあります。これらが一般的な大きさより肥大した状態をアデノイド肥大、扁桃肥大と呼んでいます。

食事がしづらい、扁桃炎になりやすい、いびきなどの症状があります。

原因

子どもの場合は、扁桃が肥大しているのがほとんど。7歳頃にもっとも大きくなり、それ以後は小さくなります。

そのほか、何度も扁桃炎を繰り返したために肥大することもあります。

当院での主な治療法

ひどい鼻づまりや睡眠時無呼吸、中耳炎、副鼻腔炎などの原因になっているようであれば手術を検討します。手術の場合は他院へ紹介となります。